製品情報
CONEXTWORK(RFID配線管理システム)
これまで多くの装置間の配線は配線架を用いて配線作業を行っていました。そのため、ケーブルの数が膨大になると、管理が大変複雑になり、配線図を見ながらの作業では、配線間違えや接続替えにかかる多大な時間等、多くの問題を抱えている事と思います。配線管理システムはこれらの問題を解消するためのシステムです。
RFID配線管理システムのご紹介
概要
パッチコードに取り付けたRFIDタグとパッチパネルに内蔵したアンテナ間で通信を行い、パッチコード情報を収集し、得られた情報をデータベースに登録することで配線状況を把握することができます。
特徴
●LEDによるナビゲーション機能
作業内容をまとめたデータをシステムにインポートすることで、パッチパネルの設置・撤去、
パッチコードの接続・抜去といった作業をナビゲートします。
特にパッチコードの接続・抜去の際は、パッチパネルの各ポートに搭載しているLEDが点滅し、
配線作業を強力にサポートします。
●ビルやフロアなどの情報も管理可能
ネットワーク配線を管理するデータセンタのビル・フロア・エリア・ラック等の情報を登録・管理することができます。
●配線状況をグラフィカルに表示
グラフィカルなユーザーインターフェースにより、パッチコードの種別や接続先、ポートの使用率等の
配線状況を把握することができます。
●タッチパネル監視機能
パッチコードの接続・抜去といったクリティカルな問題が発生した場合、管理コンソールに警報を送信します。また、同時にパッチパネル上のポートLEDが点滅することで、運用管理者が即時に異常を検知することができます。
構成
名 称 | 説 明 |
Manager (マネージャー) |
システムのコントロールを行うWEBサーバー/アプリケーションサーバーであり31台のProbeを接続することができます。 |
Probe (プローブ) |
32台のPanelと接続され、Managerにデータを転送するアナライザー機能を持ちます。 |
Panel (パネル) |
RFIDタグ付きパッチコードの情報を収集するパッチパネル。全24ポートの状態をProbeへ転送します。パッチコードの半差し検出機能も装備しております。 |
Tag (タグ) |
パッチコード組情報を記憶したRFIDタグが内蔵されており、RJ45メタルパッチコード、SC型光パッチコード(SM/MM)、LC型光パッチコード(SM/MM)のコネクタへ取り付けて使用します。Panduit社、Amp社などのパッチコードに取り付け可能です。 |
Manager仕様
OS | Red Hat Enterprise Linux ES 6.3 | |
ハードウェア | CPU | インテル ® Pentium® Dプロセッサー 3.0GHz以上 |
MEMORY | 1GB以上 | |
インターフェース | USB2.0ポートとUSB/RJ45変換BOX(添付品)を接続 | |
HDD | 10GB以上 | |
Probe接続台数 | 31台 | |
Probe配線方式 | USB/RJ45変換BOXからRJ45ケーブルによりディジーチェーン配線 | |
LAN | 10/100BASE-T/TX以上 | |
最大管理ポート | 23808ポート | |
USB/RJ45変換BOX | H45×W65×D25mm 50g |
ハードウェア仕様
項目 | Probe | Panel | Tag | ||
RJ45用 | LC用 | SC用 | |||
寸法(H×W×D、mm) | 44×482×56 | 44×482×55 | 26×15×26 | 24×13×27 | 27×12×34 |
質量 | 850g | 670g | 1.7g | 1.9g | 1.1g |
使用電源 | ACアダプタ 入力:100V~240V(50/60Hz) 出力:DC5V |
- | - | - | |
最大消費電力 | 約1W | 約1.6W | - | - | - |
インターフェース | Manager接続端子×2、 Panel接続端子×1、 終端切替SW×1、 ACアダプタ接続端子×1 |
パッチケーブル接続ポート×24、 Probe接続端子×2、 終端切替SW×1、 ACアダプタ接続端子×1 |
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RFIDタグ仕様 | - | - | 13.56MHz電磁誘導パッシブタグ |
インテル、Pentiumは米国およびその他の国におけるIntel Corporationの商標または登録商標です。
Red Hatは米国およびその他の国におけるRed Hat,Incの商標または登録商標です。
Linuxは米国およびその他の国におけるLinus Torvaldsの商標または登録商標です。