製品情報
ISDN二重ジャンパ確認用ペグ
この製品はINS64回線をA/I-RTからRSBMへの巻き取りを始め、SBM統合等での収容替えの際に行う二重ジャンパ施工時の極性をLEDで確認するペグです。
※二重ジャンパ施工前に40号ARRの弾器部に挿入しておくことも可能です
本来現用L1-L2間は技術標準において1MΩ以上の抵抗が必要と規定されていますので、L1-L2間にLEDを入れることはできません。そこで現用からはベース電流だけを取り出し、LED点灯には新側交換機の電池を使って実現しています。
従って、INS64Wペグ挿入状態での既設の加入者試験でも問題はありません。
※このペグは40号ARRに挿入すると弾器部で断線となります
※新側のLEDが緑色にならないと旧側のLEDは一切点灯しません
※通話中、通信中は試験できません
【製品番号310026】
構成例1
使用方法
①新側の40号ARRにINS64Wペグを挿入します
②新旧LEDが点灯していないことを確認
(大量加入者データが入っていないため、通常電池は出ていません)
③ SCTコマンドを投入し、電池を出して新側LEDを点灯させます
(新側交換機の極性がNORは●色、REVは●色が点灯します)
④INS64Wペグの新側LEDが●である場合は、旧側LEDが点灯しないので●に変更するために、ALT君等を使用してDSUをつなげてALTコマンドで極性を反転させます
(DSUなしでのALTコマンドは、反転完了しません)
⑤INS64Wペグの新側LEDが●になれば準備OKです
⑥ 旧側から二重ジャンパを施工します
⑦INS64Wペグの旧側LEDが順次点灯します
⑧旧側LEDがすべて横一列に同色(●または●)になれば二重ジャンパの極性は問題ありません
(交換機の極性がNOR時は旧側:● 新側:●点灯で正常、極性がREV時は旧側:● 新側:●で正常です)
⑨一部LEDが同色にならない場合、ジャンパがテレコ(REV)あるいはレイヤ1停止状態でも発生しますので確認して下さい
⑩ 最後に収容位置のズレを確認するために旧側から収容位置指定でSCTコマンドを投入し、LED反転を目視で確認して下さい
⑪これでジャンパは正常であることが確認できます
②新旧LEDが点灯していないことを確認
(大量加入者データが入っていないため、通常電池は出ていません)
③ SCTコマンドを投入し、電池を出して新側LEDを点灯させます
(新側交換機の極性がNORは●色、REVは●色が点灯します)
④INS64Wペグの新側LEDが●である場合は、旧側LEDが点灯しないので●に変更するために、ALT君等を使用してDSUをつなげてALTコマンドで極性を反転させます
(DSUなしでのALTコマンドは、反転完了しません)
⑤INS64Wペグの新側LEDが●になれば準備OKです
⑥ 旧側から二重ジャンパを施工します
⑦INS64Wペグの旧側LEDが順次点灯します
⑧旧側LEDがすべて横一列に同色(●または●)になれば二重ジャンパの極性は問題ありません
(交換機の極性がNOR時は旧側:● 新側:●点灯で正常、極性がREV時は旧側:● 新側:●で正常です)
⑨一部LEDが同色にならない場合、ジャンパがテレコ(REV)あるいはレイヤ1停止状態でも発生しますので確認して下さい
⑩ 最後に収容位置のズレを確認するために旧側から収容位置指定でSCTコマンドを投入し、LED反転を目視で確認して下さい
⑪これでジャンパは正常であることが確認できます