東京通信機工業株式会社

よくあるご質問(FAQ)

アクセスライン・チェッカー(ALC-55U 生産終了)FAQ

Q01.どのような時に使用するものですか?

A.

回線工事(開通、撤去、切替)を行うとき、現回線種類の把握、回線使用有無(回線の生死)の確認するときに使用します。 回線工事を行う際は、事前に回線使用の有無をデータベースと突合した後、実施しますが、現地で回線識別精度を上げるために、 このアクセスラインチェッカー(ALC-55U)を使用し空回線の確認や故障箇所の探索に役立てます。

Q02.他のADSL回線検出器とどこが違いますか?

A.

他社から発売されているADS回線検出器では、回線上にADSL信号が存在しない状態(ADSLモデムの電源がオフ、または回線からモデムが切り離されている状態) ではADSL回線であることを確認できませんでした。当社のアクセスラインチェッカーではADSLモデムがリンクアップ前に行うハンドシェーク手順を利用することで ADSL信号が存在しない状態であってもADSL回線であるか否かを判別することが可能です。

Q03.DSLAMに信号を送って設備に損傷を与える心配はないのですか?

A.

TTC標準であるJT-G994.1では3種類の信号を同時にDSLAMへ送出することが規定されていますが、アクセスライン・チェッカーは この規定に100%準拠して市販ADSLモデムと同一の動作を行っていますので、 設備に損傷を与えることはございません。

Q04.この製品は、ADSLをリンクアップして検出するものですか?

A.

いいえ、リンクアップは行いません。リンクアップする前に行うハンドシェーク手順を利用してADSL回線か否かを判別します。

Q05.お客様(サービスの利用者)がインターネットを使用しているか、わかりますか?

A.

インターネットを利用中か否かは判別はできません。

Q06.VDSL回線の検出はできますか?

A.

申し訳ありません。対応していません。

Q07.御社の独自開発品ですか?

A.

本製品は、NTT東日本 サービス運営部 技術協力センタ様より「DSL回線検出器」の試作のご依頼をうけ、製作したものが、ベースとなっています。 従いまして、ADSL回線検出器の作成に使用した技術は、NTT東日本の技術ですが、 このアクセスラインチェッカー(ALC-55U)の製品設計、製造、販売は弊社で行っております。

Q08.関連特許はありますか?

A.

基本特許は、NTT東日本で出願済です。 当社の開発については、特許出願の予定はありません。 ※DSLAMへハンドシェーク信号を送信することににより回線の検出する仕組みは、東日本電信電話(株)様の特許です。

Q09.どこの通信事業者でも利用、購入できますか

A.

はい。ご利用いただけます。もちろんご購入いただけます。

Q10.充電池は使えないのか?

A.

ご利用いただけます。 アクセスラインチェッカー(ALC-55U)には、充電式電池の性能を十分に発揮するためにリフレッシュ機能を搭載しております。 詳しくは、こちらの「充電式電池を使用するにあたって」をご覧ください。

Q11.使えない電池ってありますか?

A.

マンガン乾電池はご使用できません。

Q12.電池の寿命は、どのくらいですか?

A.

お使いになる電池の種類(アルカリ乾電池または充電式電池)により異なりますが、ご購入で付属しているアルカリ乾電池をご使用の場合は 50回程度検出することが可能です。

Q13.カタログが欲しい。もらえますか?

A.

お客様にご用意しているカタログはこちらからダウンロードが可能です。 また、普段、お客様がごいひきにしている販売店や、弊社営業グループでもご用意は可能です。 営業グループまでお電話ください。

Q14.製品を購入したい。

A.

申し訳ありません。現在、修理のみ対応しております。

Q15.海外へ販売したいのですが、対応していますか?

A.

申し訳ありません。現在、日本国内のみの販売となっています。 日本語以外の言語への対応予定は、ありません。

Q16.製品が壊れてしまいました、修理はできますか?

A.

はい。詳しくは、修理のご案内をご覧ください。

Q17.営業時間に電話をかけられません。どうしたらよいですか?

A.

弊社ホームページのお問い合わせをフォームをご利用ください。 営業日2日以内に、弊社よりご連絡させていただきます。

Q18.買ったばかりの製品に不備がありました。

A.

大変申し訳ございませんでした。ご購入いただいた販売店または、弊社営業グループにお電話にてご連絡いただきますようお願い申し上げます。 詳細をお伺いした上で 対応をさせて頂きます。

Q19.なくしてしまった部品は、購入できますか?

A.

標準添付されている 「ALC-55U テストリード(1m)」については、ご購入いただくことが可能です。
詳しくは添付品の購入についてのページでご確認ください。

二重ジャンパ自動試験装置「8」(WJP-ATE-8)FAQ

Q01.アプリケーションソフトインストール用のCD-ROMに同梱された「ドライバソフト」は必ずインストールしなければいけませんか?

A.

いいえ。もし、アプリケーションソフトを実行して「・・・ドライバが見つかりません・・・」等のメッセージがあった場合のみインストールしてください。

Q02.アプリケーションソフトのバージョンアップをしたいのですが、旧版がインストールされてないとできないのですか?

A.

はい。旧版が必要です。 バージョンアップで配布されるのは「差分ファイル」ですので、旧版がインストールされたフォルダ上でこれを実行してください。

Q03.ファームウェアの更新に失敗してしまいました。どうしたらいいでしょうか?

A.

メーカーでの更新が必要です。 恐れ入りますが、メーカーにお問い合わせの上、本体を指定の届け先に発送してください。

Q04.試験用端子接続確認試験で「正常接続」とならないのですが...

A.

・試験用端子のサービスオーダーは正しく登録されていますか?
 (詳しくはご担当の方にお問い合わせください。)
・試験対象回線の登録は正しくされていますか?
・モジュラーコードの抜け、L1-L2の逆付けはないですか?

Q05.試験用端子のBONは必ずOFFにした方がいいのですか?

A.

この設定は推奨事項なので、試験用端子からの発信がうまくいくのであれば特に必要ありません。

Q06.お客様の回線にノイズが発生してしまいます。

A.

「CR断線片」に付属の「アースクリップ」でCR断線片とアースを接続してください。

Q07.試験データ読込で電話番号を市外局番も含めて読み込みたいのですが...(6D → 9D)

A.

「試験データの確認」画面上で、「市外局番を残す(9Dでダイヤル)」チェックボックスをチェックしてください。
※アプリケーションソフトのバージョンが「V1.01」の場合のみです。

Q08.試験データ読込で「不正データ」となる回線があります...

A.

「備考欄」を読み込んでいませんか?その中に字数の多いデータがありませんか?
その場合は「備考欄」を読み込まないよう設定して、再度行ってください。

Q09.試験データ読込で「差分データ」を読み込んだとき、変更の無かった回線の試験結果はどうなりますか?

A.

「備考欄」を読み込んでいませんか?その中に字数の多いデータがありませんか?
その場合は「備考欄」を読み込まないよう設定して、再度行ってください。

Q10.二重ジャンパ試験では「ダミー局番」は必要ないのですか?

A.

はい。必要ありません。

Q11.回線種別の「一般」と「公衆/ピンク」をきちんとわけなければなりませんか?

A.

試験を「詳細モード」で行う場合は必ず区別してください。「簡易モード」の場合は特に分けなくても構いません。

Q12.共用LCがメーカー混在している場合、「簡易モード」で試験することはできませんか?

A.

共用LCメーカが「日立」と他社で混在しているときは「日立」の回線が「レバースまたは片断」と誤判定される可能性があります。
 ・「日立」だけ「詳細モード」で試験する。
 ・ファイル(データベース)を「日立」と他社で分ける。
等の事が必要です。

Q13.共用LCを登録する場合、バージョン番号はハードウェア、ファームウェアどちらを登録すればいいのでしょうか?

A.

バージョン番号は任意の番号(3桁以上)で登録して構いません。
基本的には、ハードウェア、ファームウェア毎に区分して頂く必要があります。

Q14.データサンプリングは共用LCごと、回線種別毎に全部行うのですか?

A.

はい。共用LC毎、回線種別毎に行ってください

Q15.「サンプリング」をレバースの回線で行うと試験結果はどうなるでしょうか?

A.

レバースの回線は「OK」となり、正常の回線が「レバース」となります。
「サンプリング」は必ず正常の回線で行ってください

Q16.試験設定で試験信号受信レベルの「しきい値」を変更する必要はありますか?

A.

特にありません。特に誤判定が多いようでしたら、「グラフ」を参考に変更してみてください。

Q17.とりあえず1回線だけ試験してみました。しかし、回線が正常なのにどうしても「レバースまたは片断」と判定されてしまいます...

A.

レバースや片断の判定は「試験信号の受信レベル」の集計によりなされます。そのため、1回線だけ試験した場合は必ず「レバースまたは片断」となります。もう何回線か試験してください。

Q18.試験を行うと、ジャンパが正常でも「レバースまたは片断」となる回線があります...

A.

試験信号の受信レベルが低いと、NGとなってしまいます。以下の場合でも受信レベルが低くなります。ご確認ください。
 ・共用LCの不具合、挿入不良
 ・外線不良(絶縁不良:外線を切り離してご確認ください)
 ・回路インピーダンスの不整合
 ・NRT(緩レバース)に接続
 ・回線がOVS
 ・線路長が長い
 ・回線がトンネル電話

Q19.何度試験しても「話中」となる回線があります。

A.

NUであったり、サービスオーダーの登録に誤りがないですか?ご確認ください。

Q20.試験結果を印刷してみましたが、うまく印刷できません...

A.

プリンタの機種によってうまく印刷ができない場合があります。
こんな時は「エクスポート」で試験結果を「CVS形式」のファイルに保存し、既製のアプリケーションソフトを使って印刷してください。

Q21.パソコンがフリーズしました。アプリケーションを強制終了させていいでしょうか?

A.

構いません。それまでの試験データは保証されています。
※ご使用になるパソコンはなるべく高スペックの物をお選びください。

π回線遠隔自動試験装置(PI-LOT/LAT)FAQ

Q01.PI-LAT-2がリリースされるとPI-LAT-1はどうなるんですか?

A.

PI-LAT-2が発売になると仕様書からPI-LAT-1は削除されます。そこでNTT-REC社のPI-LAT-1はすべてを順次PI-LAT-2にリビジョンアップしていく予定です。

Q02.ISDN用のLOTはI回線専用になるんですか?

A.

PI-LAT-2が発売になり、仕様書からPI-LAT-1は削除されました。そこですべてのPI-LAT-1はPI-LAT-2にリビジョンアップされております。

Q03.PI-ILAT-1とPI-A/ILOT-2は発売開始はいつ頃ですか?

A.

2000年4月に出荷開始しました。

Q04.ISDN用のLATは専用機ですか?

A.

そうです。名称はPI-ILAT-1といいますが、この試験器はISDN専用となりアナログは従来通りPI-LAT-1またはPI-LAT-2を使った試験と切替になります。

Q05.JUST-PCの設定方法で取扱説明書に記載されていないところがありますが...

A.

SW2の5,6,8ではモニターの音を出すか出さないかといったような通信とは関係ない設定です。なるべくタイプアダプタ側と合わせるようにして下さい。
SW4の1,2は交換機からの距離に合わせて信号の減衰量を調整するものです。通常はどの位置でも構いません。4はダイヤルパルスの設定ですが、こちらもどの位置でも構いません。

Q06.どうやっても「二重収容位置登録ができていません」とガイダンスで言われてしまい試験ができません。

A.

新旧の試験端子が設定されていない可能性があります。サービスオーダーでWJPOとWJPNの設定がなされているかご確認下さい。

Q07.PI-LAT-2でソフトがどうしても起動しません。

A.

PI-LAT-1のソフトウェアをご使用になっていませんか?接続確認試験が正常に行なわれないためソフトウェアが正しく動作しません。

Q08.PI-LAT-1の時は「試験を開始します。受信機の電源を確認して、受信機のテストスイッチと電話の1を押してください。」とガイダンスが流れましたが、PI-LAT-2では流れません。何もしなくていいのでしょうか?

A.

PI-LAT-2では時間短縮のため音声ガイダンスを削除しました。また同理由により電話の1を押すという動作を割愛しました。従いまして「試験を開始します。」というガイダンスのあと受信機のテストボタンを押してください

Q09.PI-ILAT-1の制御用PCの推奨する動作環境を教えて下さい。

A.

OS=Windows95以上(ただしWindowsNTを除く)
CPU=Pentium100MHz以上
メモリ=32MB以上
ハードディスク空き容量=2MB以上
RS232Cのコネクタ形状がD-SUB9ピン以外である場合は別途ストレート結線の変換コネクタ等をご用意下さい。